第42回日本中毒学会学術集会は、完全ウェブ開催という、今までに例を見ない形式での実施になりましたが、幸い、多数の方にご参加いただき、大きなトラブルもなく終了することができました。ご参加いただいたみなさまに心から御礼申し上げます。
今回は学術集会開催直前に日程・開催形式を変更したため準備に時間をかけられず、計画していたプログラムの大半を中止せざるを得ませんでした。
鹿児島での学術集会を楽しみにしておられたみなさまにはたいへん申し訳ありませんでした。
いっぽうで、会期中に全ての演題をゆっくり閲覧でき、開催費用・参加費用を大幅に削減できるなど、withコロナ時代の学術集会のあり方について、ひとつの提案ができたのではないかとも思っております。
いろいろな意味でチャレンジングな学術集会でしたが、今後のためにも、忌憚ない意見をお聞かせいただければ幸いです。
最後になりますが、開催にご協力いただいたみなさま、運営に携わっていただいたみなさま、本当にありがとうございました。
2020年9月20日
第42回日本中毒学会学術集会 大会長 冨岡譲二